O157などの腸管出血性大腸菌感染症が急増しています。
国立感染症感染情報センターによると、年明けから5月中旬までの報告数は毎週10~30例前後でしたが、
その後増え始め、6月7~13日の週は174例までに増加しました。13日までの累積報告数は、2000年以降の
同時期で2番目に多い779例になっています。
同センターでは、発生が増加する夏季を迎えるに当たり、予防策として肉食の十分な過熱や、手洗いの励
行が重要と呼びかけています。
腸管出血性大腸菌感染症の主な症状は、腹痛、水溶性下痢、血便、発熱、嘔吐などです。検出される菌の
血清型はO157が最も多く、次いでO26、O111などです。約1~10%の患者は、溶血性貧血、血小板減、急性
腎機能障害などの症状を示す溶血性尿毒症症候群を併発して重症化します。感染経路は、十分に加熱さ
れていない食肉や、患者・保菌者の糞便からの経口感染などが一般的とされています。
同センターでは、食肉の過熱処理などによ個人の感染予防に加え、排泄物の適切な処理などによって院内
感染や保育所などでの集団感染を防ぐことが重要だとしています。
(医療介護BCニュースより)
京都微生物研究所ではO157はもちろん、腸管出血性大腸菌検査(O26、O111、O127)の便検査も実施して
おります。
合わせて調理場等のふきとり検査(包丁・まな板など)、食品検査も行っておりますので、お気軽にお問合せ
下さい。